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「嫌」と言えなくなったのには、理由がある。

8月22日
読了時間: 3分

「嫌なことは、嫌って言っていいんだよ」

そう言われても、嫌って言えないから困ってるんだよ。

そう思う人もいるのではないでしょうか。

夫に 「それは嫌」と言えば、「わがまま言うな」

「今日は無理」と言えば、「俺のことはどうでもいいんだな」

「その言い方は傷つく」と伝えれば、「お前が気にしすぎなんだ」

「私はこうしたい」と言えば、不機嫌になる。怒る。無視される。

そんなことが何度も続いたら、「嫌」と言うこと自体が怖くなってしまいます。

嫌だと思わなくなるのではありません。

嫌だと言った、そのあとのことが怖くなる。

だから、言葉を飲み込むようになるんです。

我慢するほうが安全に感じる

本当は嫌なのに、

「これくらい我慢しよう」

「私が合わせればいい」

「怒らせないほうがいい」

そう考えて、自分の気持ちを引っ込める。

その場では、それで揉めずに済むかもしれません。

けれど、それが長く続くと、

「私は何が嫌なんだろう」

「私は本当はどうしたいんだろう」

そんな自分の気持ちまで、少しずつわからなくなっていきます。

いつの間にか、自分がどう思うかより、夫がどう思うか。

それが、物事を決める基準になってしまうことがあります。

「嫌と言えるようになる」だけでは解決しない

私がお伝えしたいのは、

「もっと自己主張しましょう」

「もっと嫌と言えるようになりましょう」

ということではありません。

なぜなら、

「我慢しよう」

「合わせたほうがいい」

「怒らせないほうがいい」

そう考えてしまうこと自体が、これまで自分を守るために身につけてきた反応なのかもしれないからです。

もしかしたら子どもの頃から、

怒らせない。

逆らわない。

我慢する。

相手に合わせる。

そうすることで、自分の身や心を守ってきたのかもしれません。

その頃には必要だった方法でも、大人になった今も同じやり方を続けていると、

少しずつ自分の気持ちや人生を後回しにしてしまいます。

最初にすることは「嫌」と言うことではない

最初に必要なのは、

いきなり強くなることでも、何でも「NO」と言えるようになることでもありません。

まずは、

「私は、なぜこんなに我慢しようとするんだろう?」と、自分の心のクセに気づくこと。

そして、

言いたくても誰にも言えなかった気持ち。

心の奥にしまい込んできた本音。

ずっと我慢してきた感情。

そんな気持ちを、安心できる場所で少しずつ言葉にしていくことです。

「本当は嫌だった」

「悲しかった」

「怖かった」

「ずっと我慢していた」

そうやって、 自分の気持ちを自分でも受け止められるようになると、少しずつ心に余白が生まれてきます。

そして、 その余白ができたとき、「私は、本当はどうしたい?」と、自分に問いかけられるようになっていきます。

「私が弱いから」ではなかった

モラハラに悩む方とお話ししていると、

「自分が弱いからこうなったんじゃなかったんだ」

「私には、こう考えるようになった理由があったんだ」

そう気づいたところから、物事の見え方が大きく変わっていく方がいます。

「私がダメだから」ではなく、「私はこうやって自分を守ってきたんだ」と、自分を見ることができるようになる。

自分を責めるところから、自分を理解するところへ

そして今度は、夫の機嫌ではなく、「私はどうしたい?」を基準にして生きていく。

自分を取り戻すというのは、そんな小さな積み重ねなのだと思います。

言いたくても誰にも言えなかった気持ち。

心の奥にしまい込んできた本音。

ずっと我慢してきた感情。

ひとりで抱え続けず、少しずつ言葉にしてみませんか?

無料カウンセリングでは、否定したり、結論を急がせたりせず、まずは今の気持ちをゆっくり伺います。

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