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モラハラ相談室


「嫌」と言えなくなったのには、理由がある。
「嫌なことは、嫌って言っていいんだよ」 そう言われても、嫌って言えないから困ってるんだよ。 そう思う人もいるのではないでしょうか。 夫に 「それは嫌」と言えば、「わがまま言うな」 「今日は無理」と言えば、「俺のことはどうでもいいんだな」 「その言い方は傷つく」と伝えれば、「お前が気にしすぎなんだ」 「私はこうしたい」と言えば、不機嫌になる。怒る。無視される。 そんなことが何度も続いたら、「嫌」と言うこと自体が怖くなってしまいます。 嫌だと思わなくなるのではありません。 嫌だと言った、そのあとのことが怖くなる。 だから、言葉を飲み込むようになるんです。 我慢するほうが安全に感じる 本当は嫌なのに、 「これくらい我慢しよう」 「私が合わせればいい」 「怒らせないほうがいい」 そう考えて、自分の気持ちを引っ込める。 その場では、それで揉めずに済むかもしれません。 けれど、それが長く続くと、 「私は何が嫌なんだろう」 「私は本当はどうしたいんだろう」 そんな自分の気持ちまで、少しずつわからなくなっていきます。 いつの間にか、自分がどう思うかより、

酒井ちはる
8月22日読了時間: 3分


「普通はこう」に合わせるのをやめたら人生がラクになった。
私たちは、思っている以上に 「周りと同じ」を基準にして生きています。 みんながそうしているから。 普通はこうだから。 妻ならこうするものだから。 母親なら我慢するものだから。 夫婦ならこれくらい仕方がないから。 そんなふうに、 「私はどうしたい?」よりも、「みんなはどうしている?」を先に考えてしまう。 私自身も、長い間そうでした。 特に夫との関係では、 夫がどう思うか。 夫が怒らないか。 夫の機嫌が悪くならないか。 そこを基準にして行動を決めることが、とても多かったんです。 けれど、それを続けていると少しずつ、 自分で自分の人生を選んでいる感覚がなくなっていきます。 「普通だから」は、本当に私の答え? 私たちは子どもの頃から、 周りに合わせること。 迷惑をかけないこと。 空気を読むこと。 そんなことを大切にしてきました。 もちろん、人と一緒に生きていくうえでは必要なことです。 けれど、周りに合わせることと、自分をなくすことは違います。 たとえば、 「夫婦なんだから我慢するのが普通」 「これくらいどこの家庭にもある」 「離婚しない方が子どものた

酒井ちはる
8月16日読了時間: 4分


自分を大切にして守る人生へ
苦しみに耐え続ける人生から、 自分らしく生きる人生へ。 その最初の一歩は、 自分の本当の気持ちを知ること。 何が悲しいかっていうと、 苦しみに耐え続けているうちに、 「自分らしく」がわからなくなってしまうことなんです。 本当は何が好きなのか。 何をしたいのか。 何が嫌なのか。 何をされたら悲しいのか。 そんな、自分のことなのに、少しずつわからなくなっていく。 「あなたはどうしたい?」と訊かれても、すぐに答えが出てこない。 それより先に、 「どうしたら怒られないかな」 「どうしたら嫌われないかな」 「どうしたらこの場がうまく収まるかな」 そんなことばかり考えるようになってしまう。 自分の人生なのに、 いつの間にか自分ではなく、 誰かの機嫌や都合を基準に生きるようになる。 でも、それと同じくらい 「自分らしく生きよう」と言われるのも、怖いんです。 だって、 ずっと誰かを基準に生きてきたのに、急に「自分で決めていい」と言われても、どうしたらいいのかわからないから。 それでも、 自分の人生の舵を、誰かに預けたままにはしてほしくない。 いきなり大

酒井ちはる
8月7日読了時間: 2分
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