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人は話せる安心で回復していく

「無理しなくていいよ」 「話したくなったら話して」 「いつでも聴くから」 たったこれだけの言葉なのに人は、驚くほど救われることがあります。 私はこれまで、たくさんの方の話を聴いてきましたが、その中で、何度も感じてきたことがあります。 それは”人は、正しい言葉ではなく、安心できる言葉で回復していく”ということ。


人は本当に辛いとき ・心を開いて話せる人がいない ・話を聴いてくれる人もいない たとえ話したとしても ・ちゃんと話さなきゃ ・わかってもらえるように伝えなきゃ ・こんなこと言っていいのかな そんなふうに自分の気持ちにフタをしながら、言葉を選んでしまって 結局、言いたいことが言えなかった。 そんな経験はありませんか? これは、気持ちの問題ではなく、 心と脳の仕組みとして、自然に起きている反応なんです。

少しだけ説明しますね。 ①脳が「危険」と判断している 人は本当に辛いとき ・「これ以上傷つかないようにしよう」 ・「否定されたら傷つく」と感じて、防御モードに入ります。 ②脳が”ちゃんとしよう”とする その一方で ・ちゃんと話さなきゃ ・わかってもらわなきゃ ・変に思われないようにしなきゃ と、言葉を整えようとします。

③心の中で矛盾が起きる ここで起きているのが ・「危ないから出すな」と「ちゃんと出さなきゃ」という真逆な働き

その結果「言えなくなる」 この状態になると脳は 「もう出さないでおこう」と判断するだから ・言葉が出てこない

・何を話せばいいかわからない

・結局、何も言えない

という状態になるわけです。



このとき心の中では

・傷つきたくない

・わかってほしい

・でも怖い

という3つの気持ちが同時に存在しています。


これは、上手く話せないのではなく”自分を守るとしている反応”なんですね。


だからこそ必要な言葉

・「無理しなくていいよ」

・「話したくなったら話して」

・「いつでも聴くから」


すると

・防御モードから安心モードへ

・少しずつ言葉がでてくるようになります。


大切なのは

「うまく話すこと」ではなく、脳を安心させること


それが心を回復させる、いちばんの土台になります。



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